2008年12月31日水曜日

ねずみ雲に出会う


12月31日大晦日。
あと数時間で2009年がやって来ますね。

今年は本当に色々なことがありましたぁ。
まさに人生の分岐点だったと言っても過言ではないと思います。
1年前には今の自分は全く想像できませんでしたからね^^;

だから、人生は面白いのかもしれません。
2009年はどんな年になるのか、今からとっても楽しみです。


そんな2008年最終日の関東地方は本当に良い天気でした。
気温が寒くて風が強い日には山が綺麗に見えるんですよね~。

そう、埼玉には海はありませんが、山に囲まれているので
山に沈む夕日が、これまたなかなかな良いのです。

ということで、今年最後の夕焼けを見に行ってきました~。
家から車で10分ほどの場所ですが、山を見るには最高の場所。
人はいなくて良いのですが、とにかく寒かった・・・。



今年の干支、ねずみが雲に化けて出てきました^^

「ねずみさ~ん、1年間お疲れ様でした。」



富士山もくっきり見えます。



夜景も綺麗でした。




それでは皆さまにとりましても、2009年が素敵な1年となりますように。
2009年もどうぞ宜しくお願いします!

2008年12月26日金曜日

沖縄編・最終回



僕らが最後に向かった「海の見える場所」。




それは、「浜辺の茶屋」。

海が見える絶景のカフェとして紹介されていたブログを思い出して、
Chojiさんにお店の名前と場所を教えてもらったのだった。


入り口ではかわいい猫が熟睡中だった。起こさないように、パシャ。


            「しあわせにゃにゃぁ~」



階段を下りて、カフェに入ると、ほぼ満席だったが、
ちょうど海を望めるカウンターテラスが1ヶ所だけ空いていた。奇跡。





しばし時間を忘れて、ぼーっと海を眺める、至福のとき。


ふと、首にぶら下げていたChojiさんのフォトペンダントを
空にかざしてみたくなった。



                     ・・・・・。


あまりの美しさに言葉が出ない。




しばらくして、今度は覗いてみたくなった。





Choji Photoの窓から覗く世界は、やっぱり優しくて、美しかった。


結局この日の夜、自宅に帰るまでずっと胸にChoji Photoをぶら下げ、
時折かざして見ては、一人沖縄の余韻を楽しんでいた。

今、このフォトペンダントは大切に部屋に飾ってある。
そして晴れた日には空にかざし、この2泊3日の旅を思い出している。



11年ぶりの沖縄は本当に「出会い」に満ち溢れていた。
そして、そのどれもが素敵で、優しくて、感動的な「出会い」ばかりだった。

それはきっと、今回訪れた沖縄が、'Nakahodo Choji' という
人間を通じて出会った沖縄だったから・・・。



Chojiさんに・・・

沖縄に・・・

そして沖縄で出会った全ての方々に・・・

心を込めて・・・


『ありがとうございました!また会いましょう!』


                              <沖縄編・完>

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沖縄から戻って2ヶ月。ようやく沖縄編が終わりました~。
このブログを読んで下さっている皆様、
長い間お付き合い頂き、ありがとうございました。

これからは日常での出来事やひとりごと等を
不定期ですが、載せていければと思いますので、
引き続きご支援のほど、宜しくお願いします・・m(_ _)m


2008年12月23日火曜日

止まった時間



12時ちょうど。

僕らが到着したのは、沖縄そば屋「風庵」。



もう「風庵」についてはこちらこちらで、
素敵な写真入りで紹介されているので、
改めて紹介するまでもなさそうですね^^;

はい、もう最高でした。

お店に到着したのがちょうど12時だったので、
もう満席で座れないかも・・、と思ってお店に入ると、
なんとお客様は2人だけ。

店長のダンさんに「Chojiさんの紹介で来させて頂きました」
と告げるとすぐにカウンター席に案内してくれた。
Chojiさんがどれだけ大きな存在かが分かりますね^^




カウンター席に座り、店長のダンさんとも楽しく会話させてもらいながら
絶品料理に舌鼓を打つ。

本当に、出てくる料理すべてに心がこもっているのが伝わってくる。
みんなが絶賛する理由はまさにここにあるのでしょう。

僕もあさみちゃんも料理とそのおもてなしに
すっかり感動させられてしまいました。

ちなみに、この日のことが「風庵ブログ」に記されていたのですが、
本当にダンさんが仰るとおり、僕らが食べている時だけは風庵の時間が
止まってしまったかのように、穏や~かな時間が流れていました。
(この日記に登場する2組目が僕たちのことです^^)




もちろん美味しいそば屋さんはたくさんあります。
でも、ここまでおもてなしの気持ちに心を打たれる
お店に僕は出会ったことはありません。


最高の旅を締めくくるに余りある素敵な出会いを
美味しい沖縄そばとともに、しっかりと頂きました。

ごちそうさまでした!


お腹だけではなく心も満たされた、大満足の昼食。

気づけば時計の針はあっという間に14時に。
飛行機の時間は16時20分発。。

最後にもう1箇所だけ寄っていこう。
そう、「海」の見えるあの場所へ。


2008年12月19日金曜日

斎場御嶽



沖縄3日目。

ついに今日で2泊3日の沖縄旅行が終わり、
夕方の便で羽田に向けて発つ。寂しい・・。

さて、そんな最終日。実は、今日は何も予定がなかったのだけど、
昨日知り合ったあさみちゃんも今夜の飛行機で帰ることが判明し、
「じゃ一緒にどこか行こう!」ということで一緒にドライブすることに。


午前10時。

あさみちゃんのレンタカーの助手席に颯爽と乗り込む・・・。
はい、今日はナビです^^

いざ出発!

まず僕らが目指したのは「斎場御嶽」。



この「斎場御嶽」行きは僕のリクエストだった。

5月に韓国で行われた「琉球アイランドセラピー展」。
当時は韓国側のギャラリースタッフとして関わらせてもらったが、
その時ギャラリーに展示された数あるChojiさんの作品の中でも、
なぜか「斎場御嶽」の写真がとても印象に残っていたのだ。

とても神秘的で、目には見えないパワーをもらえそうな気がした。

斎場御嶽は2回目だというあさみちゃんに案内してもらって、
その写真のモデルとなった三庫理へと向かう。



5月に韓国で、しかもChojiさんの写真を通じて出会った「斎場御嶽」。
そしてその5ヵ月後に、実際にその現場に立ち、
実物を目の前にしている不思議と感動。

思わず手を合わせた。



ふと顔を上げ周りを見渡すと、
すぐ目の前には美しい風景が広がっていた。


森の「緑」と空と海の「青」が見事に調和した世界。
山の神様と海の神様からしっかりとパワーを頂きました。


さて、しっかりと元気を頂いた後は、美味しいものでも頂きましょう。
ということで、次に僕らはChojiさんお勧めの沖縄そば屋を目指します。


2008年12月18日木曜日

最後の夜 「くらた」



沖縄2日目の夜は、早いもので沖縄最後の夜。


なんと嬉しいことに、今日は5月の琉球アイランドセラピー展でお世話に
なったRISEの皆さんが食事会(飲み会?)を開いて下さるという。

RISEの社長以下、Chojiさん、Suenoさん、Takuyaさん、Miyukiさんが
勢揃い。もちろん、ゴンさんとあさみちゃんも一緒に。

みんなが集まったのは沖縄料理屋の「くらた」。

ここの大将は伊是名出身とのことで、もちろんボクネンさんともお知り合い。
お店にはしっかりとボクネンさんの絵も飾られていた。

この日は実現しなかったが、タイミングが合えばお店で
大将の三線の演奏をバックに、みんなでカチャーシーも踊れるのだとか。
なんて素敵で魅力的なお店なんだろう。

そして何よりも、ここ「くらた」は、ゴンさんがお勧めのお店だけあって、
出てくる料理、出てくる料理、どれも本当に美味しかった!
初めて食べる料理も多かったけど、すべて口にぴったり。
あ、でもヘチマはちょっと苦かったかな・・^^;

ただ、唯一悔やまれるのが、食べることと話すことに夢中で
ほとんど写真を撮っていなかったこと。。うぅ、失敗した。

1枚だけカメラに収められていた料理がこれ。



左はイカ墨のビーフン・・だったかな?
右は海草の天婦羅だったような・・・。うーん。。

料理名は忘れてしまったけど、どちらも最高にうまかった。
(どなたか料理名ご存知だったら教えてくださーい)

ということで、美味しい沖縄料理と泡盛に、すっかり心を奪われ、
結局お店の写真すら撮り忘れてしまったのでした。。


※お店はこちら↓ですのでお近くにお立ち寄りの際はぜひ!

泡盛と沖縄料理・魚介類 「くらた」
〒900-0033
那覇市久米1丁目2の6
電話098-863-8033
17:30~24:00(日曜定休)
モノレール旭橋駅より徒歩4分



さて、RISEの皆様、ゴンさん、そしてChojiさんとは
残念ながら今日でお別れ。

出会って間もないのに、また、ついさっき知り合ったばかりなのに、
全くそう感じなかったのは、きっと心が通じ合えたから。

「人」と「人」の繋がりの大切さと
「心」と「心」が通い合うことの素晴らしさを
改めて実感させてくれた皆さんに声を大にして言わせてください。

『皆さん、本当に、本当にありがとうございました!』



【追記】
沖縄旅行も残りあと1日。年内には完結予定です^^;;

2008年12月11日木曜日

瀬長島の夕日



後ろ髪を引かれる思いで大度海岸をあとにし、今度は一路北上。
Chojiさん、あさみちゃんと3人で楽しいドライブ。
僕らが向かったのは那覇空港のすぐ近くにある「瀬長島」。

その車中、Chojiさんが空を眺めながらこんなことを言った。

「今日はきっと夕日が綺麗だよ。」


その時は、「へぇー、そうなんだぁ」くらいにしか思っていなかった。

でも、実際に瀬長島に着いた途端、僕の思考は完全に停止した。
そこでは鳥肌が立つほどに美しい夕焼けが僕たちを出迎えてくれた。



                                             Photo by Asami


もう言葉はいらなかった。

ただ見るだけ。

ただ溜息をつくだけ。



刻一刻と、色彩や姿を変化させていく空と雲。

こんな綺麗な夕日を見たのは生まれて初めてだった。




わずか2日間で、沖縄は僕にたくさんの「感動」をプレゼントしてくれた。

僕が沖縄を好きになってしまったように、
沖縄もひょっとして僕のことを気に入ってくれたのかな・・・。
だったら嬉しいなぁ。

あ、でもこんなに素敵なプレゼントをたくさんもらってしまったら
お返しはどうしよう。

沖縄さーん、何が欲しいですか??

2008年12月8日月曜日

舞台-大度海岸



車で走ること小1時間。
僕たちが辿り着いたところは大度海岸。


そう、大度海岸は、今回の「神々の舞踏会」の、まさに「舞台」。


ただ重要なのは、その「舞台」に上がるには時間制限があるということ。
そう、潮が満ちてしまうと舞台まで行けなくなってしまうのだ。


僕らが海岸まで降りついたのは、まさに潮が満ちようとする直前。
急いで靴を脱ぎ、靴下も脱いで、ゆっくりと舞台へ上がる。



神様に挨拶をし、お祈りをする。

そして、その5分後



舞台への道には、もう潮が満ちていた。

神様が僕たちを待っててくれたみたい。


そう、そう言えば大度海岸で素敵な女性に逢った。

海に向かって祈りを捧げている女性。じっとして動かない。
そして彼女は今もその場所で祈り続けている。

Chojiさんにしか見えない、見えなかったその女性。

今この時間もその場所で祈りを捧げているのかな。
それともあの舞台の上で優雅に踊っているのかな。


その女性とはこの辺りで逢えます。




またひとり、逢いたい人が増え、
またひとつ、訪れたい場所が出来た。



また「舞台」にお邪魔します。
今度は感謝の気持ちを伝えに・・・。



2008年12月3日水曜日

素敵な贈り物


沖縄2日目、午後12時30分。

カメラ片手に散策しているところを、Chojiさん一行の車に拾ってもらう。

車にはChojiさんの他に、RISEのTakuyaさんとMiyukiさん、
そして千葉から来たというあさみちゃんが乗っている。

実は、Chojiさん以外の3人とは、この時が「初めまして」。

でも、RISEのTakuyaさん、Miyukiさんはブログで顔は知ってたし、
あさみちゃんも、明治神宮で見かけたことがあったので
初めましてだけど、前から知っているような、ちょっと不思議な気持ちと、
心地よい緊張感の中、5人で昼食に向かうことに・・・。

5人が向かったのはChojiさん御用達のカレー店、
「ポケットマーニー首里城店」。

でも残念ながら、満席で断念。。人気店なんだね。

でもカレーを食べたい気持ちがみんな強く、
次に向かったのが「ポケットマーニー国際通り店」^^





皆のその強い気持ちが通じたのか、無事座れる。
初めて食べたけど、柔らかいチキンとにんにくの味が絶妙で美味しい!




でも、ChojiさんとTakuyaさんによれば
「国際通り店の辛さ10倍は、首里城店の7倍くらいの辛さかな」とのこと。
みなさん、もし国際通り店に行かれる場合はご参考ください。


さて、昼食後に次にわれわれが向かったのは、RISE
向かったというか、平日だから当然会社に戻ったわけですが^^;;

でもRISEに戻ると聞いて、一人内心喜んでいた僕。

というのも、RISEとは、5月に韓国で行われた「琉球アイランドセラピー展」の
開催に際して、色々と電話やメールでやりとりをした思い出深い場所。
チャンスがあれば一度行けたら良いなぁと思っていたのだった。

2階に案内され、事務所を通って、奥の作業場に連れて行ってもらう。

「ここで5月の写真展の準備もしたんだよ」 とChojiさん。

そうなんだ・・・。
5月の写真展の風景と重なって韓国時代を思い出し、
懐かしい気持ちになる。ちょうどそんな思い出に浸っていると、
Chojiさんが奥から何かを取り出してきた。

「はい」と言って手渡されたのは、
なんとChoji Photoの素敵なポジペンダント。

「海が見たい」と言った僕の気持ちを悟ってのことなのか、
僕がもらったポジには、白い砂浜の上に、綺麗な海と空が広がっている。

これで毎日好きな時に好きなだけ海が見られる。
最高のタイミングでの最高の一枚。
これには、ほんと感激しましたぁ。


その感激の余韻も冷め止まぬまま、次はChojiさんとあさみちゃんと
3人で車に乗り込み、沖縄ドライブへでかけることに。

車はあさみちゃんの借りたレンタカー。
運転手はあさみちゃん、助手席ではChojiさんがナビをし、
そして僕は…ただの便乗^^;; すみませーん。

ということで、車は浦添を出発し、一路南下。
昨日に引き続き、再び沖縄の「海」を目指すのでした。

(出発時の様子はこちらもどうぞ^^)

2008年11月27日木曜日

『雑草』



沖縄の街を散策中にみつけた「雑草」

この雑草を見て、相田みつをの詩を思い出す






「目に見えない根を」 
          

わたしの住み家は道ばたの
アスファルトの小さな
割れ目の中

わたしは
人の足にふまれてばかりいる
栄養不良の名もない雑草です

名もない雑草ではあるけれど
人の足にふまれるたびに

涙こらえて歯をくいしばり 
土の中ふかく根を張るんです

いつかくる春の日に
いのちいっぱいの
自分の花を咲かせるために

いまはただ
目に見えない
たくましい根を育てて
いるんです

みつを




そんな雑草のたくましさに憧れて
雑草の目線から世界を見てみる




そこには広大な世界が広がっていた

この長く続く道の先には
一体どんな世界が待っているのだろうか


自分は今までの人生で
世の中のことも、世界のことも
何となく分かったようなつもりになっていた

でもこの雑草が

「まだまだ世界は広いんだよ」

って、当たり前のことを
僕に教えてくれた


そうだよね

いつか自分の花を咲かせるためには
もっと足元をしっかり見ないといけないよね


今度沖縄に来たら、また君に逢いに行こう

その時はお互いにもっと成長した姿になっているといいな


ありがとう、名もない雑草君


沖縄がくれた素敵な出逢いに感謝

2008年11月19日水曜日

沖縄散策

昨日の沖縄は1日雨が降ったり止んだりの
どんよりとした空だった。

でも夕方になって見せた、この綺麗な夕焼けが
明日が晴れることを予感させていた。




そして迎えた沖縄2日目。その予感どおり、空は晴天。

不思議と昨日のお酒も残っておらず、目覚めも良し^^
しかも、午前中からお昼にかけては何の予定もなし。

よし。

早速、カメラ(Nikon D40)片手に、ひとり沖縄の街を散策することに。




歩き始めてすぐ、ふと昨日Chojiさんが教えてくれた言葉を思い出す。

「モノトーン写真も面白いよ。」

そう、昨日のように曇った天気の時は、
モノトーンで撮ってみるのも一つの方法なんだよって、
色んな被写体を撮って見せてくれた。

なるほど。

写真に対する自分の見方が一気に広がった。そして、
そうなると、やっぱり自分でも撮ってみたくなる…。

ということで、晴天の下、色鮮やかな沖縄の風景を、
モノトーンで撮ってみることに。


カラーとはまた違った雰囲気の沖縄がそこにはあった。

でも沖縄が持つ「温かさ」はなぜかそのまま。

いや、むしろモノトーンだからこそ
形の無い「温かさ」がストレートに伝わるのかな…。

沖縄の魅力をまた一つ発見した、平日の昼下がり。


2008年11月18日火曜日

長い夜 「Another Day」

午前零時、「Bar 土」を出る。

翌朝仕事が早いとのことで、
残念ながらここでゴンさんとはお別れ。

仕事を終えて駆け付けてくれたゴンさん、
本当に有難う。



店の近くでタクシーを捕まえ、
Chojiさんと二人、3軒目に向かう。


3軒目はここの3階にある、




「Another Day」



お店に入ると・・・



酔い潰れた男性客が一人^^ と
奥には、常連らしき大人の女性が一人。


ここのマスターは石垣島出身のGakiiさん
そう、Chojiさんの同郷の友であり、大切な音楽仲間でもある。

よく聴けば店内にも、60~70年代の洋楽、邦楽が流れている。
この店名「Another Day」も、ポールマッカートニーの
同名タイトルから取ったものらしい。
マスターの「音楽」に対するこだわりが感じられる。


入店してしばらくして、酔い潰れていた男性は
起き上がって帰っていき、残った4人で呑んで語る。


Chojiさんは同郷の友と石垣島方言でしゃべっている。


僕はもちろん、その女性客にすら何を話しているのか聞き取れない。

聞き取れない僕らを見て、ChojiさんもGakiiさんも笑っている。
地元の言葉で語り合う二人はとっても楽しそうだった。


石垣島出身の二人が楽しそうに語り合っている間、
僕はその女性客の隣に座り、会ったばかりだというのに、
なぜか真剣に人生相談をしていた。



少し酔っていたからなのか、それとも
人生の先輩である彼女が聞き上手だったからなのか
気づいたら、色んなことを話していた。

きっとChojiさんやGakiiさんが楽しかったように、
初めて会ったばかりの人と色んな話ができたことが
自分にとっても楽しかったんだろう。


そんなふうにして、



楽しい時間というのは、


あっという間に過ぎていき、



気づいたら午前3時。
今日はここでお開き。


11年ぶりにやってきた沖縄の
余りにも充実した初日がこうして終わったのでした。


【追記】
今回の旅は2泊3日ですので、もう少しお付き合い下さい^^;


2008年11月15日土曜日

長い夜 「Bar 土」



沖縄初日、2軒目。

Chojiさん、ゴンさんと次に向かったのは 「Bar 土」。

お店はちょっと奥まったところにあるので、道にはお店の立看板がある。

でもこの看板・・・


「この路地の奥に本当にBarがあるのか?」 って??


あ、ありました~。「Bar 土」。


いい感じ^^

お店には靴を脱いで上がります。
まさにお宅にお邪魔するような感覚。

そして、カウンターの照明がまた美しい。



1軒目の栄町「おとん」の雰囲気とはがらりと変わり、
静かで、のんびりとした時間が流れる。

僕らは部屋の奥の席でまったりとする。


こんな感じ(笑)


それにしても、Chojiさん、ゴンさんとこうして一緒に
飲んで語るのは韓国での居酒屋以来。。

韓国で、カルビに焼酎、チヂミにマッコリでワイワイ、ガヤガヤも
良いけど、こうして静かな場所でじっくりと話すのもまた良いなぁ。

この居心地の良さに、結局翌日の夜も「土」に来てしまった。

もし沖縄で静かな大人の夜を過ごしたい方はぜひ「Bar 土」へ。
マスターのごうさんも素敵な方です。

2008年11月11日火曜日

長い夜 「おとん」


沖縄初日の夜、まずChojiさんに連れて行ってもらったのは
栄町市場にある居酒屋「おとん」。

狭く細い路地が迷路のように続いていて、
その奥に赤提灯が見える。



昔懐かしい匂いがする。



ちょっと韓国の路地裏にも似ているなぁなどと思いながらお店に入る。



ここは、カウンター席のみのこじんまりとした居酒屋。
大阪出身のマスターが一人で切り盛りしている。
一人でもぶらっと立ち寄りたくなる、そんなお店。

入店してすぐにゴンさんも合流してくれる。
このゴンさんとマスターの大阪弁での掛け合いがまた面白い^^

肉豆腐やポーク焼き、牛スジうどん等を食べて
泡盛を飲んでいるうちに席はどんどん常連客で埋まっていく。



あとから来る常連客とも自然と会話が弾む。
なんか一昔前にタイムスリップした感じ。

笑って、食べて、語って、飲んで・・・
お腹も満たされてきたところで次のお店へ。


外に出てカメラを構える。

猫が横切る。


       「おーい」


    「にゃんですか?」


とっても味わい深い、初めてなのになぜか懐かしい。
「栄町」。こういう街、大好きです。